昨今、動物法務に関するさまざまな民間資格が登場しています。
これらの資格の中には、専門知識の向上を目的としたものもありますが、公的な資格ではなく、取得の有無が業務の質を保証するものではありません。
中には、動物愛護団体が運営している民間資格もあり、目的は団体が提供する終生飼養サービスの誘導です。もし熱心にそれら特定のサービスを提供する専門家だった場合、それらのサービスが依頼主にとって最適なのかどうかに関わらず利用を勧めることになってしまいます。
動物法務に関するご相談をされる際は、資格の名称だけで判断せず、実際の業務経験や実績、専門知識をしっかりと確認することが大切です。大切なペットや財産に関わることだからこそ、信頼できる専門家選びを心がけましょう。